防犯住宅完全マニュアル
ピッキングカム送りなど毎年新たな手口が登場している侵入窃盗。侵入窃盗の件数も10年前と比べて大幅に増え、今後はまた新たな手口が出てくるでしょう。今、何らかの手を打たないと、あなたの大切な財産を失うことになりかねません。自分の財産を守る具体的な方策を、侵入犯の心理と行動から考えてみましょう。
空き巣の割合が過去最高
住宅などの建物に入って金品を奪う犯罪を一般に「侵入窃盗」と呼びますが、この侵入窃盗は全国で年間33万3233件(平成15年)も発生しています。これは毎日913件もの侵入窃盗が、日本のどこか必ず行われていることを意味します。その数は10年前の平成6年と比べると実に35.8%も多いのです。そして、ここ4~5年の侵入窃盗にはある大きな特徴があります。「空き巣」の占める割合の増加です。東京都の空き巣の割合を見ると、平成12年が50.6%が、平成16年には60.9%と、過去5年間で最高の数字となっています。つまり侵入犯はより侵入のしやすい空き巣に狙いを絞ってきているといえるのです。
日ごろから出来る簡単な対策
日ごろから近所の人たちと交流を図っておき、もし不審者を見つけたら声をかけたり、注意してみるようにしましょう。それだけで侵入犯はその地域での犯行をあきらめる傾向があります。自分の家の防犯対策も大切なことですが、地域全体で不審者を監視する取り組みが、実は防犯の一番の近道でもあるのです。